90年代のヘヴィメタルの復活を象徴する最強バンド「PANTERA」
今回はこのバンドのTシャツを紹介。
テキサス州アーリントン出身。
1981年、ダイムバッグ・ダレルとヴィニー・ポールという二人の兄弟を中心に結成。83年には自主レーベルMetal Magicよりデビュー・アルバム 『メタル・マジック』 を発表、その後84年にセカンド 『プロジェクツ・イン・ザ・ジャングル』 を、 85年にはサード 『アイ・アム・ザ・ナイト』 を発表と、精力的に活動を行っていくが、音楽性の違いにより当時のボーカル、テリー・グレイズが脱退、バンドは新たにフィリップ・アンセルモをボーカリストに迎え入れ、88年に4作目 『パワー・メタル』 を発表する。この作品でよりエッジの聴いたスラッシュ・メタル・サウンドへとそのスタイルを研ぎ澄ませていった彼らは、 89年、アトランティック/ATCOと契約を結び、90年には通算5作目となるメジャー・デビュー・アルバム 『カウボーイズ・フロム・ヘル』 を発表、スラッシーなリフとグリーヴィなメタル・サウンドを融合させた「パワーグルーヴ」なるスタイルをここに確立し、絶大な支持を全世界から受ける存在へと駆け上がっていく。
そして92年、今や歴史的名盤とされる 『俗悪(原題: Vulgar Display Of Power)』 を発表、「マウス・フォー・ウォー 」や「ウォーク」といった大ヒット曲を産みだし、米ビルボード・チャート44位を記録する。この年、バンドは初来日公演を大成功に収めている。94年には 『脳殺(原題: Far Beyond Driven)』 を発表、米ビルボード・チャート堂々1位を記録し、名実ともにトップバンドとしての地位を確立する。同年には早くも2度目の来日公演を行う(サポート・アクトとしてホワイト・ゾンビも来日した)。
今作からのシングル「アイム・ブロークン」はグラミー賞ベスト・メタル・パフォーマンス部門にもノミネートされた。そして96年には 『鎌首(原題: The Great Southern Trendkill)』 を発表、米ビルボード・チャート4位を記録する。この頃よりフィリップのドラッグが大きな問題となり、メンバーとの溝が生まれるようになっていく。 97年のライヴ盤を挟み、2000年には 『激鉄(原題: Reinventing The Steel)』 を発表(ビルボード4位)翌年2001年には日本初のメタル・フェスティバル、 BEAST FEAST 2001にも出演するが、そのままメンバー間の溝は埋まることなく、2003年にパンテラは解散してしまう。
以降、メンバーはそれぞれ別のバンドで活動をしていくのだが、ダイムバッグ・ダレルとヴィニー・ポール兄弟はダメージプランを始動、大きな人気を博していったのだが、2004年12月8日、悲劇が訪れる。オハイオ州でのライヴ中に一人のファンがステージ上で銃を乱射、その凶弾にダイムバッグが倒れ、他界してしまったのだ…。
フロント
名盤2ndアルバム「vulgar display of power」のジャケットが大きくプリントしています。
パンテラロゴには「COWBOYS FROM HELL」の文字。
こちらは1stアルバム名から。
男がバチこりぶん殴られているまさに暴力的なジャケット。笑
音楽的にも暴力的、しかしテクニックはさながらグルーヴ感がハンパないアルバム。
コピーライト はありません。
タグが撮れていませんが、ボディはALSTYLEのTシャツです。
ヘヴィオンスでしっかりした生地感。
裾や袖はダブルステッチ処理。なのでおそらく2000年代のTシャツかな。
バック
バックプリントは大きく「STRONGER THAN ALL」。
直訳で最強って意味でしょうか。まさにヘヴィメタルでは最強のバンドです。
このTシャツは4年ほど着ているのでかなり生地ヤレてきてますね。
いい経年変化。
まとめ
パンテラといったら90年代のヘヴィメタルの復活を促したバンドである印象です。
この頃はグランジやオルタナがブームで、多くのメタルバンドが縮小化。
ジューダスプリーストが活動休止やメタリカがギターソロを排除するヘヴィロックへの移行など。
そんな中ギターソロを弾きまくるパンテラのダイムバック・ダレル。
まさにヘヴィメタルのヒーローとなり、多くのベテランバンドが感化し、再びメタルスピリットに火を付けました。
かっけええええええ!
動画を見つけることができなかったんですが、
「弾きたくなけりゃギターソロを弾かなきゃいい 俺は弾くぜ」
みたいなことを言っているのを観て私もダレルに惚れてしまいましたね。
オススメのアルバムはやはり「vulgar display of power」
ヘヴィメタルを聴き始める方にもオススメのバンドです。是非。