Album Review Queen REVIEW

『QUEEN (邦題:戦慄の王女)』アルバムレビュー

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収録曲

 

解説

本国イギリスでは1973年7月13日リリース(日本では1974年3月25日リリース)。

Queenは結成からリリースまでに2年費やしたそうです。なかなかの苦労人バンドだったんでしょうか。

トライデントスタジオというイギリスでは有名なスタジオで録音しています。こちらでは過去にBeatlesも名盤を録音しています。(まだまだ新人バンドだったQueenが録音できるとはどういう経緯があったのでしょうかね、、次の機会に調べてみます)

当時の評価はあまり芳しくなかったようです。当時はプログレやハードロック全盛期。現在このアルバムを聞いても確かにこのアルバムは受け入れ難いなと思います。

私にとってQueenは一番好きなバンドです。洋楽だけでなく音楽を好きになったキッカケのバンドなので。

しかし正直このアルバムはめちゃくちゃ好きとは言えないのが本音(もちろん好きな分類ですが!)。

理由としてはインパクトにかけるかなと。1stアルバムに当時の他バンドの完成度と比べるのは酷な話ですがやはり劣ってしまう印象。

しかしいい曲は多いアルバムですので、

一曲ずつ個人的な感想を簡単に書き殴りたいと思います。

1.Keep Yourself Alive

 

作詞・作曲 ブライアン・メイ。

1stアルバムとは思えないほどの完成度。ギターのカッティングから始まる気持ちいいロックサウンドの曲。Queenの代名詞でもあるコーラスも入っているなどQueenの基礎が既に出来ていることが分かります。ライブでは演奏されることが多い一曲。

おすすめ度:★★★★☆

 

2.Doing All Right(Doing Alright)

 

映画「ボヘミアンラプソディ」ではフレディが加入前のスマイルで演奏されていた一曲。

フレディの美しい声にぴったりのバラード曲と思いきや徐々にブライアンのギターが唸る。

スマイル期(1969)のDoing Alrightとは曲調はほぼ一緒ではあるがフレディの加入によりさらに完成度をあげた印象。

改めてスマイル期を聴くとこちらも趣のあるいい曲です。

どちらもおすすめです。

オススメ度:★★★★☆

 

3.Great King Rat

作詞・作曲 フレディ・マーキュリー

曲調が大きく変化しプログレ風な曲。当時の流行に感化されたのでしょうか。確かにQueenは時期によって曲調をその時代に合わせていますから。

だたプログレほど気難しくなくブライアンのギター、ロジャーのドラムがコミカルな印象を演出。

もちろんコーラスも健在。

ブライアンってワウのイメージあんまり無いですが、意外に使ってるんですね。

隠れた名曲です。

オススメ度:★★★☆☆

 

4.My Fairy King

作詞・作曲 フレディ・マーキュリー

フレディ節の一曲。ピアノとロジャーの高音から始まり、フレディの美声も絡まる聴いていると摩訶不思議な一曲に感じるが途中からハードロックに変貌する。

ジョンのベースがブリブリでとてもかっこいい。この曲は変調の曲であり変態感が溢れている。

初期Queenの基礎がこの曲に詰まっている気がします。

オススメ度:★★★☆☆

 

5.Liar

 

作詞・作曲 フレディ・マーキュリー

B面一曲目の曲に相応しいKeep Yourself Aliveにならぶ名曲。

新人バンドからこのような曲が書けるとは見事というか。フレディの頭の中はどうなっているのでしょうかね。

ブライアンがクレジットに疑問を持ったというエピソードがありますが、確かにこの曲だけではなくフレディ作曲の曲はブライアンの貢献度半端ない。

イントロはLed Zeppelinに似たハードロックリフ。最高。他の曲はコーラスを聴いた瞬間にグルーヴ感を感じるが、この曲は曲全体で感じる完成度高い曲。

ハードロック好きな方にオススメな一曲。

オススメ度:★★★★★

 

6.The Night Comes Down

作詞・作曲 ブライアン・メイ

Queenのコーラス力を爆発させた美しい一曲。ブライアンのギタープレイもさることながらジョンのベースラインもなかなかのもの。

作曲がフレディだけであったら今のQueenは無かっただろうなと思うほどのブライアンの作曲センス。

ただQueenを初めて聴く方にはまずフレディ作曲のものを聴いて欲しい。

ブライアン作曲はフレディの複雑さとは違う物があるので。

オススメ度:★★★☆☆

 

7.Modern Times Rock'n'Roll

作詞・作曲 ロジャー・テイラー

ロックンロールな一曲。ロジャー作曲は泥臭いロックが多いがこの曲は軽快な一曲。

個人的な感想ですがロジャー作曲の作品はあまり、、笑

ロックなら他のアーティスト聴いた方が良いなと思ってしまう。

ロジャーのボーカルはカッコいいですしもちろん演奏もQueenの音。

唯一無二の作品には間違い無いのだが。

オススメ度:★★☆☆☆

 

8.Son And Daughter

作詞・作曲 ブライアン・メイ

ギターが歪み、ミドルテンポのロックナンバー。やはりロジャーとはロックへのアプローチが違いますね。

多重録音が冴え渡る作品。アウトロなどシンセサイザー使っているような音作り(No Synthesizer)。

ただのロックナンバーでは終わらないブライアンの緻密さ、堅実さそして頑固さが感じられる。

そのような印象をもてる一曲。

オススメ度:★★★☆☆

 

9.Jesus

 

作詞・作曲 フレディ・マーキュリー

今作では一番のフレディ節が際立つロックオーケストラ。

4人構成とは思えない重厚な音、コーラス。これらも多重録音の恩恵なのでしょうか。

フレディの鬼才ぶりを感じたのであればこの曲はとてもオススメです。

7枚目のアルバム「JAZZ」の雰囲気にあるような優美さ。

ただそれだけでは無いんですよね。フレディ作品はいつ壊れてもおかしく無いようなガラスのような不安定さも感じるのは私だけでしょうか。何か危険な香りというか。

オススメ度:★★★★★

 

10.Seven Seas Of Rhye

 

作曲 フレディ・マーキュリー

インストゥメンタル曲であるこの曲は次作で完成される事になる。

動画は歌入りバージョン。

ピアノのアルペジオから始まる様は冒険への始まりを物語っているように思える。

録音時間の影響で完成出来なかったエピローグ作品ですね。

オススメ度:★★☆☆☆

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

処女作というのはバンドにとって非常に重要な意味合いを持ちます。

はじめに自分のことを紹介するときは特技や特徴、他の人に無い物をアピールしますよね。

音楽もそうだと私は思います。

フレディの鬼才、多彩な歌唱能力、作曲能力

ブライアンの多重録音でよるギターオーケストレーション

ロジャーの高音を生かしたコーラス、堅実でありパワフルなドラム

ジョンの、、、(今作ではまだ発揮していないかな)

4人の特徴、Queenの音楽の柱は完成されているアルバムだと思います。

 

しかしQueenを聴き始めたいという方には別に1stアルバムから聴く必要は全く無いと思います。

上記でも書いたようにやはり気難しいアルバムである事は否めないかと笑

Queenはアルバム毎に素晴らしい曲が眠っています。

まずはGreatest Hits(ベスト盤)から聴いて各アルバムを掘っていった方が分かりやすいと思います。

 

 

それでは。

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